iPhoneの種変更をするときに、データ容量が多い人はパソコンを使ってiTunesでバックアップを取るのがおすすめです。
iTunesでバックアップをしておくと、もし仮にApple IDやパスワードを忘れてしまっても、バックアップを復元することができます。
しかも、日付けを分けて複数のバックアップを取ることができるので、後からバックアップを戻したいポイントを選んで復元することができます。
しかし、iTunesの操作方法を間違ってしまうと、バックアップ復元ができずに失敗してしまうこともあります。
今回は、iPhoneの機種変更で、iTunesからバックアップ復元ができない時の「失敗理由」や「対処方法」についてまとめていきます。
iPhoneの機種変更でiTunesバックアップ復元できない!
iTunesでは、バックアップに暗号化をかけることが出来たり、家族でそれぞれのバックアップが取れたりします。
それ以外にも、iPhoneやiPadを使う上で、便利な機能が沢山備わっています。
しかし、iTunesバックアップ復元で「バックアップが壊れているか、復元対象のiPhoneと互換性がないため・・」というエラーメッセージが出て、失敗することがあります。
エラーメッセージが表示されても、「バックアップ復元できない・・」と諦めることはありません。
iTunesバックアップ復元ができない理由を理解して、しっかりと対処方法を試せば、意外とすんなりiTunesからバックアップ復元できるようになります。
iPhoneの機種変更でicloudバックアップ復元できない!失敗理由や対処方法まとめ
バックアップ復元が失敗する理由は?
- 新しいiPhoneのiosのバージョンが古い
- iTunesのバージョンが古い
- ライトニングUSBケーブルが純正品ではない
- バックアップに暗号化がかかっている
iTunesからバックアップ復元が失敗する理由は、大きく4つに分けることができます。
iTunesバックアップ復元とiosのバージョンの関係
新しいiPhoneのiosのバージョンよりも、バックアップをした古いiPhoneのiosのバージョンの方が最新に近いと、バックアップ復元は絶対に失敗します。
逆に古いiosのバージョンから、新しいiosのバージョンへバックアップ復元することはできます。
なので、できればバックアップ・バックアップ復元する両方のiPhoneで最新バージョンのiosにアップデートするのがおすすめです。
iTunesのバージョンが古い
iosと同じく、iTunesのバージョンが古いと、バックアップ復元できません。
iTunesも定期的にアップデートプログラムが配信されていますので、機種変更のバックアップ前に最新のバージョンで使うのがおすすめです。
ライトニングUSBケーブルが純正品ではない
iPhoneとパソコンを接続するライトニングUSBケーブルが製品でないと、バックアップ復元に失敗する確率が上がります。
市販されている安価なライトニングUSBケーブルだと、データ転送機能が付いていないこともあります。
バックアップに暗号化がかかっている
iTunesでバックアップを取る際に、暗号化をかけてパスワードを忘れてしまうと、バックアップ復元できません。
暗号化のパスワードは、文字数や入力できる用語の種類が決まっていないため、見つけるのがとても大変です。
バックアップ復元の際に、何度も入力することができますが、よほどのことがない限り暗号化は設定しない事をおすすめします。
iTunesバックアップ復元が失敗した時の対処方法
では、iTunesバックアップ復元ができない・失敗した時の対処法について説明していきます。
新しいiPhoneのiosアップデートをする
まずは「こんにちは」から始まる、新しいiPhoneの初期設定を完了させます。
設定が終わったら、iPhoneをWi-Fiに接続してiosのアップデートを済ませます。
設定>一般>ソフトウェアアップデート>ダウンロードとインストール
もしWi-Fi環境がなければ、初期設定が終わったiPhoneをそのままインターネット回線に接続されているiTunes(パソコン)に接続して、アップデートすることもできます。
iTunesのバージョンアップをする
バックアップ復元に失敗した時はもちろんですが、できればバックアップ前にiTunesのバージョンアップをします。
iPhoneのiosと比較して、ITunesのバージョンが古いと、正しく機能が動かない場合があるようです。
【Windowsの場合】
パソコンでiTunesを起動>ヘルプ>更新プログラムの確認>iTunes最新版インストール
【Macの場合】
APPstoreを開いて、アップデートがあるか確認>インストール
iTunesを使って何か操作をする場合は、常にアップデートして使うのがおすすめです。
付属品のライトニングUSBケーブルを使用する
iPhoneとパソコンをつなぐ、ライトニングUSBケーブルは必ず付属品(純正品)を使用します。
もし付属品のケーブルが無い場合には、Apple storeなどから新しい純正品のライトニングUSBケーブルを購入します。
一時的に古いiPhoneのケーブルや家族や友達から借りるのもおすすめです。
バックアップの暗号化を解除する
バックアップの際に暗号化をかけると、それ以降はバックアップを取る際も、バックアップを復元する際も設定したパスワードが必ず求められます。
なのでパスワードを忘れてしまうと、バックアップもバックアップ復元もすることができなくなってしまいます。
(古いiPhoneで)設定>一般>リセット>全ての設定リセット
古いiPhoneで、全ての設定をリセットすると、暗号化を解除することができます。
暗号化を解除したら、もう一度古いiPhoneでバックアップを取り、バックアップ復元をやり直すと暗号化のパスワードが求められなくなります。
古いiPhoneはすぐに下取り(初期化)しない
iPhoneを機種変更する際は、出来るだけ古いiPhoneは下取り(初期化)に出さず、少しの間、手元に置いておいた方が良いです。
iTunesバックアップ復元に失敗したときに、トラブル解決に役立てたり、バックアップを取り直したりすることができます。
iPhoneのiTunesバックアップ復元できない時のまとめ
iPhoneの機種変更する際、iTunesバックアップ復元に失敗する理由や対処方法について説明しました。
1回くらい失敗して、できなくても諦める必要はありません。
もしiTunesバックアップ復元できなくても、icloudや同期を使ってデータを復元することもできます。
また、どうしても困った場合は、Apple careに電話で問い合わせることもできますので色々と試してみてくださいね♪