iPhoneを使っていると、突然「Apple IDのサインインが要求されました」と通知が出ることがあります。
色々な通知が出るのは納得できますが、なぜApple IDのサインインの要求される場所が違うんでしょうか?
自分が操作している場所と違う場所の表示が出ているのに、許可してもいいんでしょうか?
また、許可する?・許可しない?の選択肢の判断基準についてもまとめていきます。


「Apple IDのサインインが要求されました」なぜ場所が違う?
そもそも、Apple IDのサインインの要求が求められる理由は、Apple IDが「2ファクタ認証」というセキュリティ設定になっているからです。
2ファクタ認証は、現在、Apple IDのセキュリティ設定で一番強固なものとなっています。
⇒2ファクタ認証とは?
なので、この通知が来ること自体は決して変なことではなく、逆に安心安全なことなんです。
問題なのは、なぜ場所が違うのか?
現在のところ確認されている主な場所は、東京や大阪、中国や台湾など海外もあるようです。
【Apple IDサインインが要求される主な場所】
- 東京都千代田区
- 大阪市中央区
- 愛知県名古屋市
- 中国
- 台湾
日本でApple IDにサインインする場合は、大体上記場所が表示されます。
これは、Appleが世界的な企業で世界中でApple IDの認証をおこなっているため、ざっくり日本で位置情報を把握しているからということです。
なので、上記住所が表示されたら、基本的にはそのまま「許可する」を選択して、サインインを続けても大丈夫です。

「Apple IDのサインインが要求されました」許可する・しない?
【許可する・許可しないの判断基準】
- 直前に自分がおこなった操作なら許可してOK!
- 身に覚えが無く、突然表示されたら許可しない!
Apple IDのサインインが要求された場合、直前に自分がサインインの操作をしていれば、「許可する」を選択します。
先ほど解説したように、現在の操作している場所と違っても「許可する」を選んでOKです。
しかし、直前にApple IDサインインの操作した覚えが無く、突然表示されたら「許可しない」を選んでください。
その場合、念のためApple IDのパスワード変更をおすすめします。
【注意点まとめ】Apple IDのパスワードリセット方法や変更手順|iPhone
連続で何度もサインインの要求が止まらいない場合は?
もし、連続で何度もサインインの要求が止まらない場合は、直ちにApple IDのパスワードを変更してください。
さらに、Apple careに電話で問い合わせて、Apple IDアカウントの状況を確認するのがおすすめです。
自分でApple IDのサインインの操作をしていないのに、「Apple IDのサインインが要求されました」と表示される場合は、悪質な第三者にApple IDのパスワードが漏洩(ろうえい)している可能性があります。

「Apple IDのサインインが要求されました」まとめ
普段なかなかApple IDの操作はしないので、突然「Apple IDのサインインが要求されました」と出たら驚きますよね。
しかも、サインインを要求された場所が全く違えばさらに不安になってしまいます。
Apple IDのサインインが求められれば、あなたのApple IDのセキュリティ設定は2ファクタ認証という設定になっていて、とてもセキュリティが高い状態になっています。


もし、要求された直前にApple IDに操作をしていれば、そのまま「許可する」を選んでOKです。
ただし、要求された直前に自分で操作した覚えがなければ「許可しない」を選択してApple IDのパスワードを変更してくださいね。
【注意点まとめ】Apple IDのパスワードリセット方法や変更手順|iPhone
また、連続で何度もサインインの要求が求められて止まらない場合は、パスワードリセットだけでなく、念のためにApple careに問い合わせるのがおすすめです。
Apple careで本人確認が済めば、Apple IDアカウントのセキュリティの状態を確認することができます。